若院骨折・・

世間でコロナウィルスで騒がれる2月の中旬。
私は一瞬の不注意で高所から落下して左腕を複雑骨折、救急搬送され手術を行いました。
突然の出来事で状況もしっかりおぼえていないのですが、
骨が折れる音がすさまじく大きな音と連れ合いが救急車の中で、
変形した腕と着ていたトレーナーから骨が突き出ているところを見て
嫁のほうが救急車の中で貧血になり横になっていた事は覚えています。
重度の骨折となり、神戸中央市民病院に搬送されてすぐに4時間30分の手術を受けました。

手術後の入院生活では痛みと腫れとシビレがひどく
左腕の感覚がないため食事やトイレ体を洗うシャワーやペットボトルを開ける事まで
当面は周りの看護師さんのお世話をいただいて生活を送ることとなりました。

入院生活を送る中で、ケガの後悔、生活のすべてに思うように身体が動かない苛立ち
これまで健康で何不自由のない日々のありがたさ、周りが心配してくれるありがたさ。
さまざまな気持ちにも向き合いました。

日々「まだ若いし周りの誰にもに迷惑をかけずに一人で元気に生きていける、それがあたりまえであり」
それこそが当然で美しく正しい生き方と元気と健康の2点セットが揃うときは考えておりましたが
お釈迦さまが因縁正起「すべては縁によって生じる」とお示しくださるように
簡単に縁が整えば一瞬にして元気と健康は崩れてしまといいました。

病院には毎日多くの救急搬送されていました、救急車にこれまで自分が乗ってこなかったのは
たまたま縁に触れなかっただけのことであり、あたりまえの生活が、いかにありがたいことかを改めて感じることができました。

救急搬送し真夜中にも関わらず手術を施し、待合室で待ってくれ、看護をし食事を与え、
精神面でもささえ心配くださり 本当にまわりの多くの方々のおかげさまによって
再起不能とさえ思われた腕がギブスを巻き指が少しずつ動くようになってきました。

何一つまわりに迷惑をかけないつもりで生き
誰の助けも必要ないと日々過ごしておりましたが
まわりに迷惑や心配をかけながらでなと生きられないのが私であり
助けられながらでしか生きれないのが私でした。

入院中子ども会の子ども達やご縁ある方々が来てくれたことが本当にうれしかったです。

今後の人生「ごめんね、ありがとう」の思いを大切にしながら歩んで参りたいです。
今は少しでも早く回復し、ご門徒さんや子ども会の子ども達とお出会いする事を楽しみにしています。

でも骨折はもぅこりごりです・・。

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