昨日1月17日
午前5時46分から本堂で
阪神淡路大震災追悼法要がありました
午前6時30分でも
まだまだ薄暗い時間です
震災直後は何が起こったのか
被害状況も分からない中
闇の時間は不安と恐怖でした
余震の中ようやく
薄明るくなり
倒壊した本堂を見た時の驚きは
今でも覚えています。
ヘリコプターの音や
土壁のにおい。
思い出しただけでも怖いです
しかしすぐに
有縁の方々が助けに来てくれました
食品やお水を持って来てくれました
数日すると
お寺の敷地内でも炊き出しをしてくださり
助け助けられ、気がつくと近所のみんなが深くかかわっていました
怖い思いも近所の方と共有しましたが
小さな喜びとしあわせも共有しました
22年が経過して
綺麗な街になりました
「震災を経験していない」方が
多くなりつつあります
あの恐ろし記憶と
人と人がつながりあう温かい記憶を
伝えていく事は大切だと改めて感じる日となりました。